海外で旅行や生活をする上で、 トラブルやハプニングは付き物だが 思いがけず、それが帰国後に発覚する場合もある。
しかも今回のケースは、在米当時から うんと年数が経った後に判明した出来事。
このUnclaimed Propertyの手続きに関する奮闘記は、 長くなるので 何回かに分けて記していきたいと思います。
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とある時、鹿児島の母から電話があり 「あんた宛にアメリカから何か手紙が来てるよ」 との事。
ん?手紙・・・?
私「だれから?」
母「えーっとねー、、どん・・・すていと・・・とれ、とれ・・・」
うーん、分からん!!!
が、
どうやら私が留学していた州からだったようなので そのまま転送してもらった。
えー、留学してたのは10年くらい前なのに 今更なんだろう・・・ しかも学校じゃなくて州??
届いた手紙を見てみると、送り名は 「Office of The State Treasurer」
・・・ん?
「あなたには未請求資金(Unclaimed Property)があります」
・・・えぇ!?
そこには見た事ある銀行の名前。
はっ、そういえば。。。
何か良いことあるかなーと、 留学してた時の閉じずに持っていた 現地の銀行口座があったよーな・・・
その存在をすっかり忘れていた(°_°)
口座に全く動きがなかったため、 どうやら今はお金が銀行から州の方に引き取られているらしく 手続きしてね、というような旨だった。
うわぁ、良い事どころか何だか面倒臭い事に。。
手紙には、引き取り元(銀行)の名前と金額を記した書類、 手続きの為返送しなければならない書類、 担当者の名刺が入っていた。
もしかして・・・と思い、PCの、 在学中からずっと使っているメールフォルダに 検索をかけてみると、、
その約1か月前にばっちりメールも来ていた! (ほとんどがメルマガなので、英語のメールは丸無視していた)
ついでに、驚く事に Facebookのメールツールにも連絡が来ていた。。。 (当然友達登録していない人からのメールなので、メイン画面に表示されていなかった)
後で調べてみると、 アメリカには各州で結構な額の身元人不明のお金があるそう。
今回のような銀行口座や、その他デポジット等、 数年動きがなく換金されていない資金は、州の方に引き取られる。
保管期限も特に決まっていないようで、 州も誰のか分からないとはいえ、 人のものに手を付けるわけにもいかず
つまり、延々と放置されているお金が州にたまるばかりで 割と社会問題にもなっているらしい。
口座凍結の前に、 銀行からは何度か知らせはあったのだろうが、
銀行に登録したメアドは 在学中限定で学校から与えられたものだったし
もし封書での連絡があったんだとしても その当時住んでた住所の方に行っちゃってたのだろうし、
あぁ~・・・・・(><)
当時、両親が私のためにと仕送りしてくれていた資金。 何としても取り返さねば!
書類に必要事項を記入していると、 途中に社会保障番号(Social Security Number、略してSSN)を 書く欄があった。
SSNは日本で言うマイナンバーのようなもので、 アメリカの正式な書類には必ずと言って良いほど記入欄がある。
おーっと、私SSNを持っていなかったような・・・ あっても忘れたような・・・ どうしよう。
英語の電話はとても苦手なのでw、避けたい。。。
とりあえず向こうのお役所の就業開始時間頃を狙って 名刺にあった担当者へメールしてみた。
つづく
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